開発(電気電子)M.S.
STAFF DATA
- 所属 開発設計部
- 職種 開発(電気電子)
- 入社年月 2020年4月
- 学部学科 電子情報理工学部
開発(電気電子)M.S.
レタツイン(チューブマーカー)、ラベルプリンター、ビーポップなどのオフィス製品のソフトウェア設計をしています。主にレタツインの本体ファームウェアの設計やPCアプリケーションの仕様書の作成など、機械の組み込みプログラムからPCアプリまで業務は多岐にわたります。
ソフトウェア設計者といっても、プログラミングだけではなく、製品のソフト仕様を決める段階から携わり、使いやすさやユーザー様のニーズを把握するために設計者とともに現場を訪れ、直接のフィードバックを得て仕様を決めていきます。設計からコーディング、デバッグまで行い、さらには製品の検査工程やユーザー様へのサポートにも関わることができるため、製品への愛着と仕事の達成感を感じています。お客様から「作業が楽になったよ、ありがとう」と言われたときの喜びはひとしおです。
入社前はプログラミングに縁がなく、プログラミング言語の習得が一番大変でした。独学では理解が進まず、専門用語にも戸惑うばかり。そこで、先輩方にサポートをお願いしたところ、少しずつ疑問がクリアになり、着実にスキルアップしていきました。
もう一つは、新人ゆえのスキルの乏しさと設計方法や進め方です。マックスでは、プロジェクトごとに1~3人のチームでソフト設計を担当しますが、最初は何から手をつければいいのかわかりませんでした。でも、手を差し伸べてくれるチームメンバーや先輩の協力もあり一つずつ課題を解決、設計の考え方や知識を吸収することができました。
社内でのコミュニケーションが円滑なところです。特に、新入社員の頃はわからないことが多かったのですが、メンター制度のおかげで疑問や不安をすぐに解消することができました。メンターではない先輩社員にも相談しやすく、快く対応してもらえたこともありがたかったです。また、地元の群馬で仕事ができるという日々の安心感もあります。
思っていた以上に、有給休暇やフレックス制度が利用しやすく、特に業務に余裕のある日はフレックス制度で早めに退勤し、リフレッシュする時間を確保できることができます。また、残業を抑制する取り組みがあり、定時で帰宅できることが多いのも意外でした。そのため、ワークライフバランスが非常に充実していると感じています。
入社5年目に入り、仕事も少しずつ任せてもらえるようになりました。現在は、より仕事の面白さを感じています。オフィス製品のソフトウェア設計は、レタツインやラベルプリンタ、ビーポップなど製品も多種多様で、組み込みソフト開発やアプリケーション開発においても様々な業務があります。これらの製品に携わりながら、その製品に対する設計思想や内容を学んでいくことで、ソフトウェア設計者として成長していきたいと考えています。
長い間担当していた「レタツイン」が大好きです。これは、電気設備のチューブやテープに高速で印字できる製品で、仕様決定の際には多くのお客様の元に足を運び、その情報を基に「かゆいところに手が届く」機能を搭載しました。この製品は一般の人にあまり知られていないかもしれませんが、その健気さに愛着がわきます。
※記載内容は掲載当時の情報です。