営業(海外)S.Y.
STAFF DATA
- 所属 海外営業部(本社)
- 職種 営業(海外)
- 入社年月 2010年6月
- 学部学科 外国語学部 英語学科
営業(海外)S.Y.
前職ではOEM主体の化粧品メーカーで台湾市場を担当し、自社製品を使った新商品の企画提案を行っていました。
しかし、OEM生産のため、実際にユーザー様の反応を直接感じる機会は少なく、自社ブランド製品を通じてユーザー様とのつながりを重視する会社で働きたいと思うようになりました。
中国への留学経験から、中国語のスキルを活かせる環境、さらに台湾市場だけではなく、中国市場での営業に挑戦したいとも考えていたところ、
ちょうどマックスが中国市場の拡大に向けて現地販社を設立し、新たな人材を募集していると知りました。
マックスは、社員自らが現場に出向きユーザー様の声を直接聞いて、それを製品開発に反映させる「三現主義」を実践しています。
このスタイルは、私が求めていた仕事のやり方と一致していました。中国市場を相手に、私のスキルを活かしつつユーザー様と密接に関わる仕事ができることに大きな魅力を感じ、入社を決意しました。
10年間の中国販社勤務を経て、現在は東京本社で勤務しています。
海外営業部の市場開拓推進グループの一員として、欧米に次ぐ第三の収益の柱となる地域の市場開拓に取り組んでいます。
主に、東アジア、ASEAN諸国、中東、オセアニアといった地域をチームメンバーと共に担当しています。
具体的には、中国販社のマーケティング施策の支援に加えて、台湾市場のマーケティングを専任で担当しており、機工品事業のさらなる拡大に尽力しています。
これらの地域は、欧米市場に比べると販路が未開拓な部分も多く、市場性の調査や新規代理店の設置など、エネルギーを要する仕事です。
しかし、その分大きな成長の余地があり、会社の成長を自分が支えている実感を持ちながら、日々やりがいを感じています。
中国販社に転勤して間もない頃、何げなく別部門の中国人の若手社員に仕事を依頼した際、不満をあらわにされ断られた経験があります。
予想外の反応だったのですが、職務範囲を超えた雑務を私が依頼したことが原因でした。
中国では、職務説明書を超えた仕事を自分の役割とは捉えておらず、その違いを私が理解していないということが問題だったのです。
中国留学の経験があり、中国語もある程度できることから、私は中国人のことを理解していると思い込んでいましたが、実際にはその仕事観やマインドを深く理解できていなかったことに気づかされました。
この経験から心を入れ替え、失敗を繰り返しながらも現地社員への理解を深めようと努力した結果、社員や顧客とのコミュニケーションが格段に良くなりました。
チームで働く意識と協力体制が強いと感じています。 困った時はチーム全体でサポートし合い、難しいプロジェクトやタイトなスケジュールでも、部門を超えて協力しながら大きな成果を得ることができると実感しています。 さらに、現場で得た情報はチームで共有し、それぞれの豊富な経験や知識に基づいた意見を参考に進めることで、それが自分自身の成長にもつながります。 フィードバックを受けることで新たな気づきや発想が生まれることもあり、大きなやりがいにもなります。 自由に意見を交わしやすい風通しの良い環境と、個人の自主性や多様な働き方が尊重されることで、働きやすく、挑戦する意欲が湧く職場だと感じています。
重要なプロジェクトや海外駐在は経験豊富な社員に任されると思っていましたが、入社2~3年の若手社員にも積極的に挑戦の機会を与えてくれることに驚きました。
国内で経験を積んでから海外へという固定観念が良い意味で覆されたことがギャップでもあり、魅力でもあります。
私自身も入社半年で中国駐在のチャンスを得て、海外での販路開拓やパートナーとの交渉など責任の伴う仕事に挑戦できたことは貴重な経験となりました。
また、英語研修やDX研修など、社員の成長を支援する研修制度も非常に充実しており、若手社員も含めて一人ひとりの成長を期待し、成長を後押しくれる環境が整っていると感じています。
積極的に新たな挑戦をさせてもらえたこと、望んだポジションでキャリアアップ出来ていることは、マックスのような包容力のある会社のおかげだと感謝しています。 その上で、現在担当している新興国市場での機工品代理店の設置と売上拡大を通じて、未来の業績成長に貢献することが目標です。 同時に、新興国のユーザー様にも製品を使っていただき、より効率的に楽に仕事ができる環境を提供して喜んでいただきたいです。
中国勤務時代、販売数量が一番多かった思い入れの強い製品です。 マックスの釘打ち機の中でもロングセラーであり、ライバルメーカーの製品よりも価格が高いものの中国の梱包・パレット工場で長く愛用され、特にハイエンドユーザーからの信頼を得ています。 過酷な環境の中で、外観はボロボロになり、内部の部品はジェネリックに交換されても、確実に釘を打ち続けるその姿は、ユーザー様の仕事を支える頼もしい存在として強く印象に残りました。 そんなCN55の姿に、異文化の厳しい環境で奮闘する自分自身を重ねていたのかもしれません。
※記載内容は掲載当時の情報です。