社員紹介

マックスでは設計部も現場の声を聞き、新機能の提案をします。
それが製品化されて、お客様に受け入れてもらえると、達成感があり、モノづくりの楽しさを感じます。

手塚 孝幸2013年入社
開発開発設計部

大学では、磁気浮上モーターという磁力を使った特殊なモーターを研究。世の中にないものを作り上げたいと思い、マックスへ入社。
入社直後、第2生産技術部に配属。4年目に、開発設計部に異動となり、現在はエアコンプレッサのモータを制御する基板や、スイッチやLEDが搭載されている操作部の基板を設計。品質の高い製品開発に向けて、日々工夫を凝らしている。

今はどんな仕事を担当していますか?

エアコンプレッサ(空気圧縮機)の回路設計を担当しています。モーターを制御する基板や、スイッチやLEDが搭載されている操作部の基板を設計しています。モーター、スイッチ、LEDなど複数の電子部品が連携して動作するため、制御のタイミングがずれたりすると、誤動作につながってしまい、お客様に迷惑を掛けてしまいます。そのため、電子回路の組み合わせや制御方法を工夫した設計を盛り込んで、品質の高い製品を作り上げています。 
一方で製品が発売されるまでの日程、製品コストも妥協することなく目標を達成させることも仕事のうちです。QCD(Quality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(日程))のバランスを保ちつつ、高い目標をクリアするために日々勉強中です。

今までに苦労したことや
大変だったことは?

以前、新製品の基板設計を任されたことがあります。製品の動作までを担当することになったので、回路設計だけでなく、ソフト設計も行うことになりました。設計仕様を考えるとき、製品知識が必要となります。製品がどのように使われるか、どんな機能が求めらるかを知ることで回路、ソフトに必要な仕様を理解でき、よりよい設計に活かすことできます。必要であれば自ら現場に行って確認することもあります。回路とソフト、というのは親密な関係にあって、どちらかしか分からないではダメで、ソフトを知らないと回路ができない、回路がわからないとソフトができない、というところがあります。
当時、ソフト設計の経験が全くなかったので、一から勉強することになりましたが、これがかなり難しかったです。ソフト設計の心臓部であるCPUの資料は1000ページを超えるもので、非常に難解であるため、自分の思い通りのソフト設計ができるまで、トライアル&エラーの繰り返しでした。しかし、ソフト設計に詳しい社員の協力もあり、なんとか無事にソフト設計を完了させることができました。
その勉強が大変でしたが、おかげで今までできなかった機能をソフトとハードの両面で実現できるようになりました。ソフト設計の知識が深まると、回路設計の磨き上げもできるようになって、仕事の幅が広がりました。

マックスでの仕事の面白さや
魅力って?

設計というと、誰かが決めた機能を形にするだけと思われるかもしれませんが、マックスでは、設計というセクションも、単に誰かが定めた性能を持つ製品を設計するというだけでなく、「こんな機能を製品に持たせたい」と思ったら自分から提案できて、実際に製品に搭載できる体制があります。そこがマックスでの仕事の面白いところです。
自分で提案して、それが社内に受け入れてもらえたら、実際に設計して具現化してゆく。その過程は非常に面白く、モノづくりの楽しさを感じます。
時には製品サンプルを作って、現物を実際に触ってもらって周りに提案したりもします。
また、自分が提案した機能が実際に製品化してお客様に受け入れてもらえると、非常に達成感があります。そのためには、製品が使われる現場に足を運び、どのように使われているか現実を自分の目で確認することが大切です。現場での使われ方から新機能を自分で考えて、形にする。ただ作るだけではないところがマックスの魅力です。

この商品のココが好き!
エアコンプレッサ AK-HL1270E3
エアコンプレッサは、空気を圧縮し、高い圧力で吐出することで、様々な機械の動力源となる機械です。
最新機種は、製品とスマホをBluetooth接続すると、専用アプリで遠隔操作・製品状態の確認ができるため、利便性が高い商品。
表示部もシンプルなデザイン、大型LEDの採用によって、見やすさも抜群です。
さらに、心臓部であるモーターの回転数を従来機よりアップさせています。
お客様目線の考え方が反映された、いい製品だと思います。

ある1日のスケジュール

8:30
出社
メールチェックなど
9:00
新製品の性能評価
設計通りに機能するかどうか、波形を測定しながら確認
11:50
昼食
12:40
チーム内ミーティング
メンバー同士で担当プロジェクトの進捗報告、相談を行う
15:00
前日に解析を実行したモータシミュレーションの結果を報告する
シミュレーションの結果をもとにモータ設計を行う
17:30
1日の業務内容、進捗を整理する。明日の業務スケジュールを考える
17:45
帰宅

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