新発想クリップ「コニクリップ」

すぐ開けられる・また使える、軽快作業の早業パック

新発想クリップ「コニクリップ」

すぐ開けられる・また使える

キャリーの買い物カゴに、いろいろな野菜果物が次々と入れられます。
青果物が買い物に占める割合は決して少なくありません。
買い物に行く毎に購入する野菜。主婦はその度に包装を開封し、調理の準備、残った野菜果物を保存します。これは毎回けっこう手間のかかる一連の作業です。
マックスではこの作業を分析し、包装物の①開封をもっと簡単に、②購入時の包装をそのまま保存用として使用でき、③袋口を簡単にとめて保存できれば、主婦の負担は大幅に軽減できることを発見しました。
それを実現したのが、新発想のクリップ『コニクリップ』です。『コニクリップ』は①ホックの要領でパチッとはずして開封し、②袋には保存分の青果物を残したまま、③はずしたクリップで再封する優れものです。
これまでのように包丁やハサミで袋を切って開封したり、使えなくなった袋を新しいものに取り替えたり、袋口を輪ゴムなどでとめ直す面倒はもうありません。

  1. 1生産者やパックセンターでカシメた状態。
    野菜購入時、フック部ABの重なりの真ん中にある突起が、未開封の証拠です。
  2. 2お客様が開封した後の状態。
    ホックをはずすように、指先でパチッと軽く開けられます。
  3. 3フック部ABをからめて、とじた状態。
    簡単にとじ直しができるので、残った野菜の保存に便利です。

袋とじ機「コニクリッパ」

一回あたり0.4秒、軽快作業の早業パック

『コニクリップ』をカシメるのが袋とじ機『コニクリッパ』です。クリップの方は主婦の不便を解消させる大きな味方。一方、袋とじ機『コニクリッパ』は青果物の包装に携わる生産者・パック業・ スーパー、それぞれの方に大きなメリットがあります。
まず包装作業のスピードは、『コニクリッパ 』では一回あたり0.4秒、にんじん三千パックで作業テストを実施すると、段取りを含め毎分21.2袋パックできました。従来の粘着テープどめでは毎分13.1袋で、『コニクリッパ』は約5割スピードアップすることが実証され、包装コストの低減を実現しました。

パックセンターでは、日に数千から数万パック包装するのが普通です。これまでの粘着テープどめ機による作業の場合、作業者は一回ごとに①袋をねじり、②袋を押し下げ、③袋口のカット(ノンカットの場合もある)と、3工程が必要でした。
『コニクリッパ』では袋をかるくひねって挿入部に入れるだけの、1工程でパック作業が完了しますから、作業者の疲労を大幅に軽減できます。
さらに『コニクリップ』は、袋口を機械的にカシメるので、店頭では未開封が確認でき、お店にとっても安心できる包装といえます。

  • 当社テスト:にんじん三千パックを、実際のパックセンターで作業者6名と『コニクリッパ』1台の編成で行いました。
    粘着テープどめの場合も、同一作業者6名と機械1台でテストしました(青果物によって数値は多少変化します)

コニクリッパ&コニクリップ

マックス袋とじ機

電動式 CK-232EV
手動式 CK-130HV

すぐ開けられる…また使える

未開封の印が、お客様に安心をお届けします。切らず、破らず、かるく開けられます。再び、とめ直します。

ビニール袋用7色
ネット用3色

「コニクリッパ」に自動機登場!

搬送機能と自動クリップ装置で、一分間に25袋結束

集荷場やパックセンターでは大量の青果物が鮮度を保ち、傷まないよう注意しながら、迅速にパックしなければなりません。野菜をダンボールから取り出し、数えたり計量して、袋に詰めてパック加工します。
包装施設の規模によって異なりますが、日に数千パックから数万パックも包装されています。
そこで力を発揮するのが『コニクリッパ』の自動機です。青果物の入った袋を搬送部のフックに挟むだけで自動的にクリップされます。据置型 CK-231EVのように、一回ごとに袋を持ってクリップ操作する必要はありません。毎分25袋のスピードで結束できますから、時間あたり1,500袋と作業効率は一気に高まります。
埼玉の(有)エイチ・エム・アグリ様では、袋とじ機『コニクリッパ』自動搬送仕様 KJ‐CK/230を'99年9月に2台導入され、スーパー・生協など顧客の発注に応え、毎日フル稼動で新鮮な野菜果物をパック加工し出荷しています。