株主・投資家との対話状況

株主・投資家との対話

当社は、株主との建設的な対話を統括するために、IR担当役員の下にIR担当部署を設置し、経営企画・総務・経理部門等との連携により、経営・財務状況等を公平かつタイムリーに開示しています。 本決算および第2四半期は、代表取締役社長およびIR担当役員が出席して決算説明会を、第1・3四半期は、IR担当役員が出席して電話会議形式の決算説明会を開催しています。 また、株主・投資家等から対話の要望があるときは積極的に対応しています。
株主・投資家等の意見や要望は、IR担当部署がその内容を判断し、必要に応じて経営幹部に報告しています。 対話に際しては、当社ディスクロージャー・ポリシーを踏まえ、インサイダー情報の管理を社内規程に則り十分留意しながら実施し、決算情報については発表前の一定期間をサイレント期間として株主・投資家等との対話を制限しています。

対話の主な対応者

2024年7月1日~2025年6月30日
実施形式 主な対応者 回数
アナリスト・機関投資家向け
決算説明会
代表取締役社長、
専務取締役 コーポレート本部長
4回
株主・投資家面談 専務取締役 コーポレート本部長、
コーポレートコミュニケーション室長、
コーポレートコミュニケーション室 IR担当
118回

面談を実施した株主・投資家の概要

対話の主なテーマ、株主・投資家の関心事項

主なテーマ 主なテーマや関心事項
経営戦略 ・ 中長期的な企業価値向上に向けた戦略と具体的取り組み
・ 米国相互関税の影響について
・ 在庫水準に対する考え方
コンクリート構造物向け工具
(鉄筋結束機)
・ メインエリアである北米・欧州の需要状況の変化
・ 中東、ASEANなどの新規開拓エリアでの活動状況
・ 市場規模と普及率
・ マクロ環境の変化や競合他社の状況
個別事業 ・ 各事業の競争環境や今後の見通し
・ 原材料高に対応する価格転嫁の状況
・ 不採算事業及び漸減事業の事業戦略
資本政策 ・ 必要な手元キャッシュの水準
・ キャッシュの使途・優先順位(成長投資含む)
・ 計画した投資を実行できなかった場合の施策
・ 今後の株主構成

経営陣や取締役会に対するフィードバックの実施状況

株主・投資家との対話状況を取締役会に報告(2回/年)
重要度の高い事項については適宜報告

対話を通じた改善事項

要望 改善内容
鉄筋結束機の数量ベースでの実績推移を一覧で示してほしい。 決算説明会資料において、鉄筋結束機を中心とするコンクリート構造物向け工具の四半期別数量伸び率(米国・欧州・国内)を示した3期分グラフを開示。
鉄筋結束機のラインアップや生産拠点を教えてほしい。 決算説明会資料に、鉄筋結束機のラインアップと生産拠点を開示。
鉄筋結束機の潜在的な市場規模をアップデートしてほしい。 新規市場開拓エリアとして活動を進めている中東、ASEANを市場規模の試算に追加。さらに、足元の為替や製品単価を踏まえ、アップデートしたコンクリート構造物向け工具の市場規模を開示。