エアコンプレッサの静音性に関する調査

【プロの道具選び】現役の大工さんに聞いた! エアコンプレッサの発生音

エアコンプレッサの「音」、大工さんたちはどう感じている?

建築現場などで使われるコンプレッサ。釘打ちや塗装に欠かせない道具ですが、エアを充填するときの音が気になる方も少なくありません。
とくに住宅地で作業することが多い大工さんにとって、騒音への配慮は重要なポイントです。

そこで今回はNEXERと共同で、事前調査で「エアコンプレッサを購入したことがある」と回答した職業が大工の方100名を対象に「エアコンプレッサの静音性」についてのアンケートを行い、その結果をサイト内にて公開したので紹介します。

「エアコンプレッサの静音性に関するアンケート」調査概要
調査手法
インターネットでのアンケート
調査期間
2025年3月12日 ~ 2025年3月16日
調査対象者
事前調査で「エアコンプレッサを購入したことがある」と回答した職業が大工の方
有効回答
100サンプル
質問1
エアコンプレッサの発生音(エアを充填する時の音)について、購入前にどの程度意識していましたか?
質問2
静音性を重視した理由は何ですか?(複数回答可)
質問3
実際に使用してみて、発生音(エアを充填する時の音)のレベルは想定内でしたか?
質問4
どのような場面で困りましたか?(複数回答可)
質問5
具体的にどのようなトラブルや支障がありましたか?
質問6
エアコンプレッサの「静音モード」をご存知ですか?
質問7
静音モードを活用していますか?
質問8
どのような作業や時間帯で静音モードを活用していますか?具体的なシーンを教えてください。
質問9
充填時ではなく、「エアを抜く時(排気音)」の音で困った経験はありますか?
質問10
具体的にどのような問題が生じたか教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

質問1:エアコンプレッサの発生音(エアを充填する時の音)について、購入前にどの程度意識していましたか?

まず、エアコンプレッサの発生音(エアを充填する時の音)について、購入前にどの程度意識していたかを聞いてみました。

グラフ_発生音を購入前に意識していたとなった要素の回答結果

「とても意識していた」が26.0%、「ある程度意識していた」が40.0%で、合わせて66.0%となり、購入前から音を気にしていた大工さんが多いことがわかりました。それぞれの理由について一部見ていきましょう。

質問2:静音性を重視した理由は何ですか?(複数回答可)

グラフ_静音性を重視した理由の回答結果

「作業中の騒音が気になると思ったから」で51.5%でした。次いで「住宅地で使用するため近隣への配慮が必要だった」が42.4%、「室内やガレージで使用する予定だった」が31.8%と続きました。

静音性は作業時の快適さだけでなく、周囲の環境への配慮という点でも重視されていることがわかります。

質問3:実際に使用してみて、発生音(エアを充填する時の音)のレベルは想定内でしたか?

次に、実際にエアコンプレッサを使用してみて、発生音が想定の範囲内だったかを聞いてみました。

グラフ_発生音レベルの回答結果

最多回答は「想定通りだった」で57.0%でした。
また「想定より静かだった」は16.0%で、合わせて73.0%が想定通り・もしくは想定より静かだったと感じています。
一方で、「やや想定よりうるさかった」が19.0%、「かなり想定よりうるさかった」が8.0%となり、約4人に1人は想定以上に音が大きいと感じていたこともわかりました。

質問4:どのような場面で困りましたか?(複数回答可)

続いて、想定より音がうるさかったと感じた方に、どのような場面で困ったかを聞いてみました。

どのような場面で困ったかの回答結果

最も多かったのは「夜間・早朝の使用が難しい」で48.1%でした。
次いで「近隣への騒音が気になった」が37.0%、「家族や周囲から音を指摘された」が25.9%と続きました。
具体的にどのようなトラブルや支障があったか聞いてみたので、一部を紹介します。

質問5:具体的にどのようなトラブルや支障がありましたか?

どのような場面で困りましたか??

  • 騒音があり、近所から苦情があった。(20代・男性)
  • 赤ちゃんがいる家だったので、気にした。(40代・男性)
  • お客様より音がうるさいと意見があった。(40代・男性)
  • 日曜日や休日などに、騒音迷惑。(50代・男性)
  • 話が聞こえない。(50代・男性)

近所から苦情があったり、お客様から音について指摘されたりするなど、作業以外の場面にも影響が出ているようです。
話が聞こえにくくなるといった声もあり、音の問題が作業のしやすさだけでなく、周囲との関係や現場でのやり取りにまで影響していることがうかがえます。

質問6:エアコンプレッサの「静音モード」をご存知ですか?

続いて、エアコンプレッサの「静音モード」の認知度についても聞いてみました。

グラフ_静音モード認知度調査の回答結果

その結果「よく知っている」が35.0%、「聞いたことはある」が39.0%で、合わせて74.0%が静音モードを認知していました。
「知らなかった」は26.0%で、約4人に1人はまだこの機能を知らないという結果です。

あわせて、静音モードを知っている方に、実際に活用しているかも聞いてみました。

質問7:静音モードを活用していますか?

グラフ_静音モード活用調査の回答結果

その結果、「活用している」が94.3%にのぼり、「活用していない」は5.7%にとどまりました。
静音モードを知っている方の多くが、実際の作業で取り入れていることがわかります。

どのような作業や時間帯で活用しているかも聞いてみたので、一部を紹介します。

質問8:どのような作業や時間帯で静音モードを活用していますか?具体的なシーンを教えてください。

  • 家が密集したところで使用する際。(20代・男性)
  • 夜遅い時によく使います。(30代・男性)
  • 住宅地や屋内で周囲が気になる時。(30代・男性)
  • 住宅街で使用する時にまわりに配慮するため。(30代・男性)
  • 深夜、住宅地での作業。(40代・男性)

住宅が密集している場所や住宅街、屋内、夜遅い時間帯など、周囲への配慮が必要な場面で活用されているという声が多く見られました。
 静音モードは大工さんに広く知られているだけでなく、作業環境に応じて使い分ける機能として定着していることがうかがえます。

質問9:充填時ではなく、「エアを抜く時(排気音)」の音で困った経験はありますか?

最後に、エアの充填時ではなく「エアを抜く時(排気音)」の音で困った経験があるかを聞いてみました。

グラフ_排気音で困った経験の回答

その結果「ある」が35.0%、「ない」が65.0%でした。その理由を一部見ていきましょう。

質問10:具体的にどのような問題が生じたか教えてください。

  • 近所からクレームが来た。(30代・男性)
  • 近隣エリアから苦情が来る。(30代・男性)
  • 思ったより大きく苦情がでた。(40代・男性)
  • あまりにも大きな音が鳴るので住宅街だと苦情がでることがある。(50代・男性)
  • 耳が痛い。(50代・男性)
  • 周りが音に驚いた。(60代・男性)

近所や近隣から苦情が入った、思っていた以上に大きな音で周囲が驚いた、耳に負担を感じたといった声が寄せられています。
 エアコンプレッサを選ぶ際は、充填時の音だけでなく、排気音にも目を向けることが大切だといえそうです。

まとめ

今回の調査では、エアコンプレッサを購入した大工さんの66.0%が、購入前から音の大きさを気にしていたことがわかりました。 実際に使用すると、約4人に1人が「思っていたよりうるさかった」と感じており、夜間や早朝の作業のしにくさや、近隣からの苦情につながるケースも見られました。
また、静音モードは74.0%が認知しており、知っている方のうち94.3%が実際に活用しています。 充填時・排気時を含めた総合的な静音性能が、今後のエアコンプレッサ選びでますます重要な判断基準になるのではないでしょうか。

記事等でのご利用にあたって