業界初 屋根板金施工用のねじ打機
約0.5秒でねじ締めできる
ターボドライバ『HV-R41MR1』新発売
2022年06月17日
マックス株式会社(証券コード:6454)は、業界初※1となる屋根板金施工用のねじ打機 ターボドライバ『HV-R41MR1』を、6月30日に全国の板金資材店、建築金物店、プロショップ、ホームセンターを通じて発売します。
本製品はねじを締めるビット先端部に「インタトルク」※2を採用。同時に、専用の連結ねじを新たに開発したことで、「ねじ外れ」の頻度低減と、高負荷作業への対応を実現し、「バラねじ」使用時に比べ約2倍のスピードアップ※3を図りました。
希望小売価格は、98,000円(税込 107,800円)です。


開発の背景
近年、戸建て住宅用の屋根材として「ガルバリウム鋼板」が注目されています。
「ガルバリウム鋼板」は、経年劣化によるメンテナンスを要する「スレート」よりも耐用年数が長く、重い「粘土瓦」と比較して軽く丈夫で、高い防水性も備えています。そのため、改築時の「カバー工法」※4に用いられる素材としても一般的であり、近年その使用は増加傾向にあります。
「ガルバリウム鋼板」を用いた施工は、新築・改築を問わず、インパクトドライバで「バラねじ」を1本ずつ締め込む工法が用いられています。この工法は強風時の吹き上げ荷重への耐力が求められることや、材質自体が硬質であることに対応するため、しっかりと留め付けることを目的に採り入れられています。しかし、作業には手間と労力がかることから、現場では効率化を図るツールが求められていました。
そこで当社では、“楽に速く施工できる"をコンセプトに、業界初となる屋根板金施工用ねじ打機『HV-R41MR1』を開発。「連結ねじ」を使用することで、連続作業を可能にしました。
また、高水準のトルク伝達効率を確保し、ねじとビットがしっかりかみ合う設計の「インタトルク」の採用により、ねじのぐらつきを抑制。これにより、ねじ締め時の負荷が特に高い「カバー工法」においても「ねじ外れ」の頻度を抑え、安定したねじ締めを実現しました。
- ※1当社調べ(2022年6月時点)。
- ※2マックス株式会社は、株式会社ハイオスから「インタトルク」の使用許諾を受けています。
- ※3当社製インパクトドライバ「PJ-ID153」と「バラねじ」を用いた施工方法との社内比較試験による(2022年6月時点)。
- ※4既設屋根材を解体せずに上から新しい屋根材で覆う工法。スレート屋根の改築時に多く用いられる。
商品の特長
「インタトルク」ビットを採用し、「ねじ外れ」の頻度を低減。
従来の十字型よりもトルク伝達効率の良い、六角星型のねじ頭部形状に対応したビット。ビット先端部に円錐型の傾斜ガイドを設け、自動的にビットをねじ中心部に誘導。さらに、先端部のロック部がしっかりとかみ合う、直進性に優れた設計です。

専用の「連結ねじ」を採用
ねじを都度取り出す必要がなく、連続作業が可能に。
新築施工用は32mmを、カバー工法施工には41mmを使用します。

商品仕様
商品名 | HV-R41MR1 |
---|---|
寸法(高さ×幅×長さ) | 285×119×275mm |
質量 | 1.8kg |
ねじ装てん本数 | 100本 |
使用空気圧 | 1.8~2.3MPa(約18~23kgf/cm2) |
使用ホース | マックス スーパーエア・ホース 内径6mm、長さ30m以内 |
安全装置 | メカニカル方式・トリガロック装置 |
付属品 | 保護メガネ、ビットB41MR1、トルクス®ビット(T25、電動ドライバ用)、 六角棒スパナ4、油さし |
装備品 | コンタクトトップ |
希望小売価格 | 98,000円(税込 107,800円) |
- お客様からのお問い合わせ窓口
- 0120-228-358
本件に関するお問い合わせ先
IR広報・ESG推進室
- ※報道に関するお問い合わせは、こちらまで
- ※本資料に記載されている内容は発表時点の情報です。内容が変更となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
- ※スーパーエアは、マックス株式会社の登録商標です。