環境に配慮したバイオマス素材を配合
袋とじ機「コニクリッパ」用結束クリップ
『バイオマス コニクリップ』新発売
2022年09月27日
マックス株式会社(証券コード:6454)は、袋とじ機「コニクリッパ」の専用消耗品として、バイオマスプラスチックを28%配合し、バイオマスマーク※1を取得した『バイオマス コニクリップ』を、包装資材店を通じて10月11日に発売します。
希望小売価格は、ポリ袋用は1巻2,000枚入りで1,740円(税込 1,914円)、ネット袋用は1巻2,000枚入りで2,300円(税込 2,530円)です。


開発の背景
当社が販売する袋とじ機「コニクリッパ」は、野菜・果物などの青果物やパン、菓子などの食品を袋・ネットとじする製品です。軽く差し込むだけでクリップ留めと袋口カットが同時にでき、包装作業を効率化するアイテムとして、パックセンターやパン・菓子工場を中心に導入されています。
専用消耗品の「コニクリップ」は、ハサミや包丁を使わず簡単に取り外しができ、とめ直すことで購入時の袋がそのまま使用できると、消費者からも好評を得ています。
従来の「コニクリップ」には石油由来のプラスチックを使用していましたが、地球環境の保全に貢献するため、バイオマスプラスチックを配合した『バイオマス コニクリップ』を新たに開発し、ラインアップに追加します。
新製品には、サトウキビ由来のバイオマス素材を28%配合し、環境負荷を軽減しながらも従来製品※2に近い結束力を実現しました。
バイオマスは、持続的利用ができる再生可能資源です。バイオマス素材を配合したバイオマスプラスチックは、石油などの化石資源への依存度を低減し、石油由来のプラスチックに比べて温室効果ガスの発生を抑制できるものとして注目されています。
近年、市場環境としては、SDGsへの取り組みを背景に、国内大手スーパーでは2030年までに環境配慮素材プラスチックの使用を50%まで引き上げることなどを宣言しており、包装資材においても素材の切り替えが急務となってきています。
当社では、今後もこのような環境配慮素材の採用に積極的に取り組み、SDGsの達成に貢献します。
- ※1バイオマスマークは、一般社団法人日本有機資源協会が認定する、生物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質および安全性が関連する法規、基準、規格等に適合している環境商品の目印です。
- ※2コニクリップCKS-230、CKS-330N。
袋とじ機「コニクリッパ」CK-232EVの特長
電動式により、包装作業の「効率化」と「疲労の軽減」を実現

軽く差し込むだけで「クリップ留め」と「袋口カット」が同時にでき、操作が簡単で疲れにくく、連続作業が可能です。
1袋約0.4秒、1分間に20~25袋の包装が可能で、「コニクリップ」1巻をセットすれば、2,000袋分の作業ができます。
袋口の「カット長さ」が25mm、35mmに調整可能
袋口は均一な長さに自動カットでき、商品の見栄えにも貢献します。
また、重い青果物を入れるネット包装でも袋口が持ちやすくなり、陳列作業も容易にできます。
「コニクリップ」の特長
袋を破らずに取り外しが可能
指先で簡単に袋の開封・再封ができるため、食品が残った際にも購入時の袋を再使用して保存できます。
商品仕様
ポリ袋用 | ネット用 | |
---|---|---|
商品名 | ||
クリップ数 | 2,000枚/1巻 | |
カラー | ブライトグリーン | |
希望小売価格 | 1,740円(税込 1,914円) | 2,300円(税込 2,530円) |
袋種類 | ポリ袋 | ネット袋(棒ネット) | ||
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袋幅 | 100~230mm | 折径 | 240~320mm | |
厚み | OPP | PE | 目数 | 80 |
20~25ミクロン | 30~40ミクロン | |||
内容物質量 | 1,000g以下 | 1,500g以下 |
- お客様からのお問い合わせ窓口
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本件に関するお問い合わせ先
IR広報・ESG推進室
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- ※コニクリッパ、コニクリップはマックス株式会社の登録商標です。