ホッチキス物語

進化を続けるホッチキス!

時代のニーズに合わせ、今も、そしてこれからも新しい製品を生み出し続けます。

SAKURI(サクリ)シリーズ

とじる力50%軽減!コンパクトなのにパワフルな使い心地!

テコの原理を応用し、とじる力を従来品より約50%軽減したホッチキス。「女性や子どもでも軽くとじられること」をコンセプトに開発されました。2007年の発売以来、みなさまに高い評価をいただいています!

SAKURI(サクリ)

  • グッドデザイン賞受賞
  • 20枚までの書類を軽い力でとじられる

SAKURI FLAT(サクリフラット)

  • サクリにフラットクリンチを搭載
  • 32枚までの書類を軽い力でとじられる
グッドデザイン賞受賞

「グッドデザイン賞」は、1957年に旧通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を継承する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。
単にものの美しさを競うのではなく、産業の発展とくらしの質を高めるデザインを、身の回りのさまざまな分野から見いだし、広く伝えることを目的としています。世界でも有数の規模と実績を誇るデザイン賞として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加するとともに、よいデザインを社会に広める運動としても多くの人びとから支持されています。
認証機関:公益財団法人日本デザイン振興会

なぜここまで軽くとじられるのか?

実は構造にヒミツがあった!

てこを使う上で重要なのは、支点・力点・作用点の位置関係、特にその間隔です。
少ない力で大きな圧力をかけるには、より遠い位置から力をかければいいのですが、その場合、ホッチキスで言えばハンドルを長くする必要があります。

サクリフラットは従来のホッチキスよりも部品を増やし、長さは変えずに高さを出すことで、少ない力でとじられるようになっています。
さらにこの部品は、2段階に「てこ」を働かせる仕組みを担っているというすぐれもの。
このマックス独自の軽とじ機構により、サクリフラットは従来のホッチキスの半分の力でとじられるようになったのです!

Vaimo11 Flarme(バイモイレブン フラーメ)

卓上からハンディに!40枚の分厚い書類をとじるすごいヤツ!

これまで卓上タイプでしかとじることができなかった40枚もの厚い書類も、女性の手でも片手で軽くとじられるホッチキスが誕生。数々の賞を受賞するなど、みなさまに高い評価をいただいています!

グッドデザイン賞受賞

「グッドデザイン賞」は、1957年に旧通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を継承する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。
単にものの美しさを競うのではなく、産業の発展とくらしの質を高めるデザインを、身の回りのさまざまな分野から見いだし、広く伝えることを目的としています。世界でも有数の規模と実績を誇るデザイン賞として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加するとともに、よいデザインを社会に広める運動としても多くの人びとから支持されています。
認証機関:公益財団法人日本デザイン振興会

第34回日本文具大賞

日本文具大賞は、「機能部門」「デザイン部門」「サステナブル部門」「トレンド部門」それぞれにおいてその年の優れた文具に贈られるアワードです。
Vaimo11 Flarmeは第34回日本文具大賞・機能部門優秀賞を受賞。

初代Vaimo11シリーズ「Vaimo11 FLAT(バイモイレブン フラット)誕生秘話!

Vaimo11 FLATは、マックス社員が出張で利用した新幹線の中、スーツ姿の女性が卓上ホッチキスを使い、肩で息をしながら何冊もの冊子を作成している場面に遭遇したことがきっかけで誕生しました。

これまで卓上タイプでしか不可能だった枚数を簡単にとじることができるよう、片手で数十枚もの書類をとじられるパワーを生み出す「軽とじ機構」の搭載、新規格針の開発を経て製品化に至った、まさにお客さまの生の声から生まれたホッチキスです。

通常のホッチキスの最大とじ枚数である20枚の「倍も」とじられることから「バイモ」と命名し販売したところ、大好評。その販売台数も、目標の“倍も”の実績となりました。

Vaimo11の技術革新 ~機能を支えるバイモ・テクノロジー~

①針が違う!新規格針「No.11」

これまで厚みのある書類をとじるには卓上ホッチキスが使用されてきましたが、卓上タイプに用いられる“3号針”はハンディタイプで使用する“10号針”よりも頑丈で、紙を貫く際の抵抗が大きく、書類が厚くなるにつれて力が必要でした。

Vaimo11専用に開発された新規格針“11号針”は、10号針と同じ細さで、肩巾は約2mm、針足の長さは1mm長く設定されています。針が紙に入りやすく、かつクリンチしやすいので、少ない力で40枚をしっかり保持することが可能となりました。

②キッチリ押し出す!ステープルホルダ&ステープルガイド

ステープルガイド ステープルホルダ

針を正確に押し出すためには、打ち出す前の針をしっかりと押さえる必要があります。

Vaimo11は左右に鉄板がはめられていて、このガイドに沿って針がまっすぐ進むよう設計されています。また、せん断された針はステープルホルダによって支えられ、最後まで垂直に保持されたまま打ち込まれます。
針を押し出すバネも、針の残りが少ないときでも多いときでもしっかり押せるよう、強さの違うバネが二重になっています。

③垂直に打ち込む!オニバドライバ

針を書類に押し込んでいく際、針の両肩をしっかり押さないと、座屈の原因になってしまいます。

Vaimo11ではドライバの左右に通常のホッチキスにはない、鬼の歯のような出っ張りを設けることで、針の変形を防いでいます。

平ドライバ
オニドライバ

④正確に曲げる!2段クリンチャ機構

ホッチキスは書類の厚さによって、針の出方が異なります。

Vaimo11では針の受け皿に2段の角度をつけることで、針を正確にとらえています。

40枚をとじる時
2枚をとじる時
針受け側面

進化を続けるVaimoシリーズ

2010年には、Vaimo11 FLATの機能はそのままに、「女性のほしい!」を追求した「Vaimo11 STYLE」を発売。本体のサイズダウンを図り、カラーとデザインにこだわりました。
2011年には、80枚までの分厚い書類を従来の1/3の力でとじられる、クラス最小・最軽量の卓上ホッチキス「Vaimo80」を発売し、年間の目標を3ヶ月で達成しました。
2015年には、ダイヤモンドをイメージしたカットを施した多面体デザインに、小さい手にも収まるサイズを実現した「Vaimo11 POLYGO」を発売しました。
2024年には、「Vaimo11 FLAT」をフルモデルチェンジした「Vaimo11 Flarme」を発売。
とじた針を2段階で曲げる「先曲げフラットクリンチ機構」を搭載することで、とじ衝撃約25%減1、とじ動作音約30%減2、とじ荷重約10%減1を実現しました。さらに本体デザインの見直しにより、本体重量約10%減1、本体幅約10%減1となり、より使いやすく持ちやすい形状としました。

Vaimoはシリーズ全体で好評を博しています。

  • ※1従来機「HD-11FL」と比較
  • ※2従来機「HD-11FL」音圧パスカルでの比較
Vaimo11 FLAT
Vaimo11 STYLE
Vaimo11 POLYGO
Vaimo80
Vaimo11 Flarme