ホッチキス物語

フラットクリンチとは?

みなさんは、“フラットクリンチ”ってどんなものかご存知ですか?

フラットクリンチとは、“フラット=平ら+クリンチ=打ち曲げる”
すなわち、“平らに打ち曲げる”という意味です。

通常のクリンチの場合、とじた針の裏がめがね状になりますが(左図)、フラットクリンチ搭載のホッチキスを使うと、とじ裏が平らになります(下図)。これは、「重ねた書類がかさばるので、ホッチキスの裏をかなづちで潰している」というお客様の声をヒントにした、マックスによる世界初の技術です。針の裏が平らになることで、書類の雪崩も起きません。

一般的なとじ方とフラットクリンチの違い
一般的なとじ方とフラットクリンチの違い
フラットクリンチのプロセス(10号タイプの場合)

フラットクリンチで省スペース!

とじ裏が平らになるフラットクリンチを使うと、従来より75%のスペースで書類がファイリングできることが証明されました。

業務改善に熱心な精密機器メーカーR社様は、少しでもファイリングスペースを減らそうと、実際にファイルされていた書類をフラットクリンチでとじ直してみたそうです。

本当にスペースが減るのだろうかと半信半疑でとじ直していたそうですが、キャビネット1段に背幅83~85mmのファイル10冊、計4段のスペースを使用していたものが、3段に収まったとのこと!1段分のスペースのほとんどはホッチキス針のふくらみだったのですね。以来R社様ではフラットクリンチを定番のホッチキスとして使っていただいています。