テープナーは、1969年に当社が世界で初めて製品化^※2し、従来のわらや紐による手縛りの誘引作業に代わり、大幅な省力化と快適な操作性を実現しました。主に、トマト・きゅうり・なすといった果菜類の誘引、ブドウ・キウイフルーツをはじめとする果樹の棚誘引、ワイン用ブドウの垣根誘引などの結束作業に使用され、国内だけでなく、欧州を中心として海外でも広く普及しています。

近年SDGsへの関心の高まりを背景として、農業業界でも生産者の環境に対する意識が高まっています。当社では、環境に配慮した紙素材を使用した「紙テープ」、生分解性プラスチックを使用し土に埋めると分解する「生分解テープ」を開発し、お客様から好評を得ています。
今回リニューアルした個箱は、当社の環境配慮の取り組みをさらに進めるため、箱の素材には、森林保全に配慮した紙を、紙面への印刷に使用するインキには、CO2削減につながる「バイオマスインキ」を採用しました。これらの環境配慮素材(紙・インキ)の使用により、環境負荷の軽減を実現しています。
当社では、今後も環境配慮素材の採用に積極的に取り組み、SDGsの達成に貢献します。

※1…バイオマスインキは、生物由来の資源を原料の一部に使用して製造したインキで、原料の植物が成長過程でCO2を吸収します
※2…当社調べ