社員紹介
海外拠点は限られた人数なので、必要なものは自分たちで調達し、必要なことは自分たちで勉強する。そうやって、自分たちで業務を遂行できるのが面白いところです。
入社1年目は、名古屋支店に勤務し、建築工具の営業として主に愛知県周辺の顧客を担当。
その後、海外営業部の本社スタッフを経験し、マックスヨーロッパに赴任。フランス市場のマーケティング、営業企画を6年間行い、日本に帰国。現在は、主にオセアニア地域の建築工具の拡販を目指し、現地代理店様との交渉など、マックス製品をよりグローバルな市場に届けるための業務に従事している。
今はどんな仕事を担当していますか?
海外営業部で、主にオセアニアの建築工具の拡販、農業系商品の、欧米以外の販社のないエリアを担当しています。現在、海外営業部では欧米以外のエリアを拡大して行こうというミッションがありますので、今はオセアニアの代理店と協力して、建築工具の普及活動を中心に行っています。2ヶ月に一回くらいは出張に行っていますね。
今までに苦労したことや
大変だったことは?
赴任して2年目の出来事ですが、マックスの鉄筋結束機を販売しているある国の総代理店が価格、支払い面で合意できず急にマックス製品をやめて競合他社にする、と言い始めたことがありました。
総代理店が他社に切り替えてしまうと、次々と販売店が他社製品に切り替わっていってしまう、またマックスを使用したいと考えるユーザー様へモノが届かないという危機に陥りました。そこでそれを阻止するために、販売店を経由して、マックス製品を使ってくださっているのは、どのようなユーザー様かを調べてみることにしました。当時、その国のチームは、現地のセールスマン3名と私の計4名だったのですが、1人のメンバーが、あるコンクリート工場に訪問したことがあり、そのようなところがユーザー様ではないか、という仮説を立ててくれました。そこで、どこにどんな工場があるかを徹底的に調べて、皆で訪問しようということになりました。大変ではありましたが、我々独自に別の販売チャネルを作り、ユーザー様に直接アプローチして提案することができるようになり、マックスを使い続けてくれました。改めて、ユーザー訪問の大切さを実感しましたね。
マックスでの仕事の面白さや
魅力って?
海外拠点では、限られた人数でやらなくてはならないことが多いので、必要なものがあれば自分たちで調達する、必要なことがあれば自分たちで勉強することが多かったです。時には、メンバーと一緒に現地調査に行くこともあります。自分たちで業務をすべて遂行できることが、面白いところであり、魅力ですね。
また、マックスは、ユニークな製品が多い会社なので、営業活動をしていると、普段あまり行かない場所や、現場に行くことが多々あります。たとえば、鉄筋結束機だと建築現場に行ったり、農機具だと農地に行ったりと、旅行では絶対に行かないところに行くこともあるので、そういうことを楽しめる人であれば、この会社は良いと思います。
- 園芸結束機(テープナー)
- 苗木を支柱に結束することで、苗を密着させて、真っ直ぐ育てることができる製品です。
1969年発売後、何度かのモデルチェンジを通じて、2017年に現行のこの機種に変わりました。欧州でも2017年以降、新製品を売るようになりました。ところがある時期、この新製品の初期ロットの一部に問題が出てしまったのです。そこで、急遽、日本から実用化を行ったスタッフの方たちにサポートしてもらって、無事、問題を乗り越えることができました。そういう思い出、思い入れがある商品です。