社員紹介

ニッチな市場でお客様と密接に繋がり、お客様の声や意見を吸い上げて、お客様に喜んでもらう、まるで「大きな町工場」のような会社です。

本田 哲司2013年入社
商品企画インダストリアル機器セグメント

名古屋支店で建築工具の営業を経験した後、2年目からは海外営業部でオセアニア地域の代理店様との折衝、現場での情報収集・販売活動を行う。現在は、建築工具の商品企画を担当し、各部署と連携しながら、新たな製品・ニーズ発掘に向けた提案を行っている。

今はどんな仕事を担当していますか?

建築工具の商品企画を担当し、「こういう新製品はどうだろうか」という提案を行う仕事をしています。メーカーの花形は商品企画だと思っていましたので、非常に楽しいです。
現在は、高圧コンプレッサーの開発を担当しています。高圧コンプレッサーはマックスの主力商品の1つで、市場シェアNO.1を維持し続けなければいけない商品です。ここ10年、要求されている仕様が大きく変わっていない中で、なんとか新規性を出して、今までマックス製品に触れてこなかった人にも興味を持ってもらいたいと思い、仕様を考え各部署と発売に向けて取り組んでいます。

今までに苦労したことや
大変だったことは?

日本独特の建築事情、予備知識を学ぶことに一番苦労しました。
商品企画担当となり、初めて国内の大工さんの声を直接聞くという機会があったのですが、最初に驚いたのは、なんと言っても市場の独自性です。
海外だといわゆる「2×4建築」というのが主流で、ドイツでは独自のものもありますが、日本はとにかく、本当に独特です。現場で多くの木を刻む、加工する作業が入るのは、道路交通事情、大きな木材をそのまま運べない、など色々なことが起因しているのですが、それらを理解するのは大変でした。
また、大工さんの要求、機械に対するこだわりの強さ。細かい仕様などに対しても、「理由」を求められるんですね。すべてに説明が必要で、要求水準が海外と比べて非常に高いです。それを理解するのにも、半年くらいかかりました。そういったところが苦労した点でもあり、面白かった点でもあります。
先輩に教わるよりも、現場で教わりたいという思いがあり、仕事が立て込んでいる時などは、週5∼6件、現場に足を運びました。休み時間を狙って「邪魔にならないところで、見ていてよろしいですか」とお願いして、じっくり見ることで、学ぶことがたくさんありました。

マックスでの仕事の面白さや
魅力って?

マックスは、ニッチな市場でお客様と密接に繋がり、そのお客様の小さな声や意見を吸い上げて、お客様に喜んでもらうという、まるで「大きな町工場」のような会社です。
私は、そういうユーザー様を忘れないという姿勢に惹かれて入社したのですが、マックスはB to B to Cの、「C」の部分にこだわっています。
私の場合は、建築事業に携わっていらっしゃる方がお客様ですが、そういう基本的な部分を忘れていないところが、マックスの良いところだと思います。
また、マックスは、若くても責任ある仕事を任せてくれる会社です。若手の意見に耳を傾けてくれる社風があります。これはモチベーションにつながります。様々な部署がお互いの仕事に関与しながら良いものを作りあげていく風土があるので、やりがいがあると思います。

この商品のココが好き!
AK-HL1270E3 高圧コンプレッサー
現行で販売されている新製品です。同僚が担当したのですが、私はサポートとして、調査活動やユーザーさんの声の収集などに携わりました。仕様検討のプロセスをつぶさに見ていて、こだわっている様子、そして発売後に、そのこだわった部分が評価されていることを見て、自分もこういう商品を作りたいと思いました。好きでもあり、またこれを超える商品を作りたいなと思っている、そんな商品です。

ある1日のスケジュール

10:00
出社(フレックス)、メールチェック
11:00
設計部と打ち合わせ
12:00
昼休み
12:45
新製品企画書作成
15:00
建築現場訪問(持参した新製品の試作機について、職人さんの評価をいただき、改良のヒントに)
17:00
帰社 レポート作成
18:00
退社

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