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商品のあゆみ

お客様の声をかたちにしてきた歴史

家庭に1台、オフィスでは欠かすことのできない文房具、「ホッチキス」。
今では当たり前に存在しているホッチキスですが、実は”お客さまからの声”をもとに様々な改良が重ねられてきたのです。
そのあゆみを、開発の背景とともにご紹介いたします。

  • ホッチキス編
  • 建築・建設工具編

ホッチキスのあゆみ

1940年代

卓上タイプ

1946年

3号ホッチキス
「ヤマコースマート」発売

文具界の3種の神器!?「ヤマコースマート」

ホッチキスが広まっていない戦後間もない時代、書類をとじるにはキリで穴を開け、ひもで結ぶのが一般的でした。今では”当たり前”なホッチキスも、当時は画期的な商品だったと言えます。

ちなみにこの頃、ホッチキスは「文具界の3種の神器」の1つとして言われていたそうです。

名前の由来

発明者は誰?

1950年代

ハンディタイプ

1952年

10号ホッチキス
「SYC・10」発売

オフィスに1台から、ひとり1台の時代へ・・・

当時にすれば画期的な卓上ホッチキス「ヤマコースマート」。しかし、サイズも大きく高額だったため、職場での使用が一般的でした。

そこでマックスは、「ひとりに1台持ってもらいたい」との想いから小型化の開発をスタート。こうして”国産初”のハンディホッチキス「SYC・10」が誕生しました。価格もヤマコースマートの半額以下の200円としたことで、ホッチキスはオフィスから個人へと、徐々に普及しました。

ハンディタイプ

1954年

10号ホッチキス
「MAX・10」発売

ホッチキス=マックス 文具店で「マックスください!」

社名の変更にともない「SYC・10」を名称変更した「MAX・10」。普及するにしたがって、”ホッチキス”と”マックス”は同義語になり、文具店には「マックスください!」と買いにくる人が増えたそうです。

その後も改良を重ね、1967年にはホッチキス・針がJIS規格の認証を受けました。

ホッチキスの変遷

ハンディタイプ

1959年

10号 タテ・ヨコホッチキス
「マックス・ホーマー」

マックス初のタテ・ヨコホッチキス

縦だけでなく、横にも使えることで中とじができるホッチキス。

番外編 Vol.1いろいろな場所で活躍しているホッチキスたち

文房具として使われることの多いホッチキスは、私たちの身の回りでもたくさん活躍しています。
お客さまの声から生まれた様々なホッチキス。
用途によってカタチも使いやすく改良されています

1958年

タッカタイプホッチキス発売

ポスター貼りや椅子の布貼りなど、各種工具に便利な木に打てるホッチキス。小釘の代わりに使用されています。

釘打機の歴史へ

1950年

プライヤータイプホッチキス
発売

クリーニング屋さんで洗濯物のタグ留めに使用したり、紙袋やビニール袋などの袋とじに使用したりと用途は様々。握りやすいペンチタイプのホッチキスです。

※このコラムに掲載している写真は現在販売中のものを使用しています

1960年代

ハンディタイプ

1968年

10号 スタンダードホッチキス
「HD-10D」 <第1弾>発売

1969年度グッドデザイン賞を受賞

操作性・耐久性を重点にデザインされたことが評価されました。

後の人気定番商品となりました。

1970年代

ハンディタイプ

1973年

10号 スタンダードホッチキス
「HD-10」発売

1977年 ハンディタイプホッチキス累計販売台数 1億台突破!!

ハンディタイプ

1979年

10号ホッチキス
軽とじ機構搭載
「ホッチー」発売

従来の半分の力でとじられるホッチキスの開発

指の安定を良くするためにデザインを見直し、本体にリムーバを搭載するなど、これまでも各所に工夫を施してきたホッチキスですが、マックスはあらためて「とじる」ことに着目。「もっとラクにとじられるホッチキスはできないか」と考えました。

試行錯誤の上、1979年にテコの原理を応用し、とじる力を軽減した「軽とじ機構」を開発。従来の約1/2の力で作業ができるようになり、お子様の小さな力でもしっかりととじられるホッチキスが完成しました。

1980年代

番外編 Vol.2ホッチキスの技術から生まれた 「オートステープラ」

印刷・コピー時の機能の1つである「ホッチキスとじ」。ビジネスマンにとっては常識となりつつある機能ですが、こちらもマックスが世界で初めて開発した技術。
大量の書類を作成する機会の多い方々のために考えられた「オートステープラ」は、多くの複写機メーカーにOEM供給されています。

1985年

【複写機内蔵用】
電子ホッチキス
「オートステープラ」発売

ハンディタイプ

1987年

10号ホッチキス
フラットクリンチ機構搭載
「HD-10F」発売

フラットクリンチってなぁに!?

フラットクリンチとは、”フラット=平ら+クリンチ=打ち曲げる” すなわち、”平らに打ち曲げる”という意味です。

「重ねた書類がかさばるので、ホッチキスの裏をかなづちで潰している」というお客様の声をヒントにした、マックスによる世界初の技術です。とじた針の裏が平らになることで、書類の雪崩も起きず、省スペースで保管できるようになりました。

フラットクリンチとは?

1990年代

1990年 ハンディタイプホッチキス累計販売台数 2億台突破!!

ハンディタイプ

1991年

10号 スタンダードホッチキス
「HD-10D」<第2弾>発売

最も親しまれているホッチキスをフルモデルチェンジ

1968年に発売した「HD-10D」をデザイン一新、更に針の装填が簡単にできるワンタッチオープン機能を搭載しました。
現在も、定番品のホッチキスです。

ハンディタイプ

1998年

10号 タテ・ヨコホッチキス
「ホッチくる」発売

タテにもヨコにもとじられる、マルチなホッチキス

通常のホッチキスとしてはもちろん、中とじをすることができる「ホッチくる」。「ちょっとした小冊子を作りたい」というお客さまの声に応え、開発されました。ペーパークラフトや紙箱のとめあわせにも使え、根強い人気のあるホッチキスです。

1999年 ハンディタイプホッチキス累計販売台数 3億台突破!!

番外編 Vol.3遊びゴコロ満載!ユニークホッチキス

タテヨコにとじられる「ホッチくる」など、現在でも一風変わったホッチキスがありますが、当時はユニークなホッチキスがたくさんありました。ここでは、その一部をご紹介します。

(現在では販売されていません)

1985年

コンパクトホッチキス「minisize」発売
メモ帳とセットで500円

縦26mm、横35mm、奥行き17mmの超ミニサイズ。10号針が使用でき、タッキングも可能など、コンパクトながらパワフルなホッチキス。色もかわいらしいパステルカラーの5色展開で、若い女性を中心に大人気だった商品です。

1987年

カードタイプホッチキス「スタッカード」発売
専用カートリッジ針3連付で800円

クレジットカードやテレホンカードなど、カード全盛期に発売されたユニークなホッチキス。厚さも6mmと薄くて軽いので、胸ポケットからそっと取り出せば話題沸騰!?同時期にカードタイプのパンチも販売していました。

1988年

バータイプホッチキス「B&G」発売
10号針1000本付で800円

本体中央のボタンをスライドすることで先端が開閉するバータイプのホッチキス。色はホワイトとブラックの2色。「B&G」は「ボーイズ&ガールズ」の略で、姉妹品として「L&G」(レディース&ジェントルマン)も発売していました。

2000年代

ハンディタイプ

2002年

10号ホッチキス
<50周年記念モデル>
「パワーフラット」発売

10号ホッチキスの最上位機種「パワーフラット」

「軽とじ機構」、「フラットクリンチ機構」を搭載し、10号タイプながら、最大26枚もの書類をとじることができるホッチキス。マックスがハンディホッチキスを発売して50周年を迎えた2002年に、記念モデルとして開発・販売しました。

ハンディタイプ

2007年

10号ホッチキス 
<SAKURIシリーズ 第1弾>
「サクリ」、「サクリフラット」発売

”綴じる”の極み!サクリシリーズ

女性やお年寄りでも片手でラクに、確実にとじられることを重視して開発されたホッチキス。サクリシリーズはとじる力を約50%軽減し、予備針100本が収納可能なことで好評いただいています。 また、「サクリ」にフラットクリンチ機構を搭載した「サクリフラット」は、ISOT2007 ( 国際 文具・紙製品展)で、”ステーショナリーオブザイヤー”を受賞しました。

進化を続けるホッチキス サクリシリーズ編

ハンディタイプ

2008年

11号 新世代ホッチキス
<Vaimo11シリーズ 第1弾>
「Vaimo11 FLAT」、専用針「No.11」発売

「No.11」

開発のきっかけは新幹線のビジネスウーマン!?

当時のマーケティング担当が出張で利用した新幹線。スーツ姿の女性が卓上ホッチキスを使い、肩で息をしながら何冊もの書類を作成している姿が目に入りました。社員は、後日その女性が勤める企業に訪問。実際に卓上ホッチキスを使っている方々に意見を聞いたところ、「とじる際にも、針を引き抜く際にも力がいる」「席を立つ必要があるのが面倒」などの不満を抱えていることを知りました。

そこでマックスは、卓上タイプに匹敵する小型ホッチキスの開発に着手。「軽とじ機構」の搭載に加え、新規格針「No.11」を開発することで、2〜40枚の書類をとじられる「Vaimo11 FLAT」が誕生しました。

通常のホッチキスの最大とじ枚数である20枚の「倍も」とじられることから「バイモ」と命名し販売したところ、「分厚い書類を片手でラクにとじられる」「その都度席を立つ必要もない」と大好評。その販売台数も、目標の“倍も”の実績となりました。

2008年度のグッドデザイン賞、

ISOT2009( 国際 文具・紙製品展)機能部門優秀賞を受賞しました。

進化を続けるホッチキス Vaimo11シリーズ編

2008年 ハンディタイプホッチキス累計販売台数 4億台突破!!

2010年代

ハンディタイプ

2010年

11号 新世代ホッチキス
<Vaimo11シリーズ 第2弾>
「Vaimo11 STYLE」発売

「女性のほしい!」を追求したホッチキス

2008年に発売されたバイモ。機能面では高い満足をいただいていた一方で、手の小さな女性からは「本体がもう少し小さくなれば ・・・」という声がありました。

そこで「Vaimo11 STYLE」は、バイモの高機能はそのままに、本体のスリム化を図り女性の手にもやわらかくなじむ丸みのあるデザインにすることでフィット感を出しました。また、カラー決定は女性社員が中心になり、多数のサンプルの中から絞込みを実施。女性を意識したデザインに仕上げました。

番外編 Vol.4海外で活躍するマックスのホッチキス

日本ではにぎってとじるタイプのホッチキスが主流ですが、実は国によってホッチキスの使い方や呼称は様々です。
ここではマックスが販売しているホッチキスを例にご紹介します。

東南アジア

東南アジアでは、日本と同じようににぎってとじる「ハンディタイプ」が主流。ちなみにタイではホッチキスのことを“マックス”と呼ぶそうです。

アメリカ

アメリカではハンドルを叩いて使う「卓上型」が多く使われているため、日本のものよりやや大きく頑丈。英語では“ステープラー”と言います。

ヨーロッパ

ヨーロッパではペンチのように握る「プライヤータイプ」のホッチキスが使われています。イタリア語では“クチトリッチ”と言います。

卓上タイプ

2011年

11号 新世代ホッチキス
<Vaimo11シリーズ 第3弾>
「Vaimo80」発売

「No.11-10mm」

2枚から80枚までひとつの針で美しくとじる卓上ホッチキス

これまでの卓上ホッチキスは、「多い枚数専用」として、共有スペースで複数人で使うことが一般的でしたが、「Vaimo80」はサイズダウン・軽量化・とじ力の向上など、様々な工夫を施すことで、「ひとり1台」としても使いやすい仕様に改良しました。また、バイモの技術を応用し、とじこむ際に最もてこの働きが強くなる仕組みや新規格針の「No.11-10mm」を新たに開発したことで、従来の1/3の力で2〜80枚の分厚い書類をとじられるようになりました。

番外編 Vol.5ついに登場!紙針ホッチキス

「紙針」

「カートリッジ装填時」
金属針が使えない職場に、業界初!紙針ホッチキス
家庭に1台、オフィスでも欠かすことのできない文房具として、当たり前に存在しているホッチキスですが、実はホッチキスの使用を控えなければならないオフィスがあります。それは、食品会社です。  元々、食品会社では、卵のパックやお弁当の蓋などをホッチキスでとめていましたが、1990年代から徐々に安全のために金属針が使われなくなってきました。その後、異物混入を避けるために、工場内や併設されたオフィスへの持ち込みが禁止になりました。
そこで、考えられたのが、”紙で紙をとじる”ということでした。 紙を針として使用するには、2つの課題がありました。1つは、失敗することなく書類を貫くこと、もう1つは、とじた後に長期間保持するための耐久性が必要でした。 7年もの開発期間を経て発売しました。 紙製の針のため、書類の処分時も分別廃棄の必要もありません。2014年には書類20枚をしっかりとじる「P-KISS20」を発売しました。とじ跡も目立たず、とじ直しもできる“紙針ホッチキス”の今後にご期待ください。

ハンディタイプ

2013年

10号ホッチキス
<SAKURIシリーズ 第2弾>
「サクリフラット」発売

”綴じる”の極み!サクリシリーズ

軽い力で平らにとじるコンパクトなホッチキス「サクリフラット」にスイーツをイメージしたツートンカラーの愛らしいデザインに加え、とじ枚数 最大28枚を実現しました。

ハンディタイプ

2016年

10号ホッチキス
「colorgimic」(カラーギミック)発売

小ちゃくてキュート、持ち運べる携帯ホッチキス

コンパクトにたためるデザインで、ペンケースやポーチに入れて持ち運ぶことができます。丸いボタンのデザインは、プロのメイクアップアーティストが使用する"カラーパレット”をイメージ。小さくてもプロの道具のように信頼できるイメージと、美しいカラーの楽しさを表現しました。
2016年度のグッドデザイン賞、
ISOT2016( 国際 文具・紙製品展)デザイン部門優秀賞を受賞しました。

ハンディタイプ

2016年

11号 新世代ホッチキス 
<Vaimo11シリーズ 第4弾>
「Vaimo11 POLYGO」発売

40枚をとじる機構はそのままに、小型化&軽量化を実現

従来の「Vaimo11」の性能を維持したまま、女性の手にも収まるサイズを実現しました。
これまで丸みを帯びたデザインが多いなか、多面体デザインを採用。各エッジ部分に【ダイヤモンド】をイメージしたカットを施し、スタイリッシュさと高級感を表現しました。ビビットカラーはオフィスで映えること間違いなし!機能性だけでなくデザイン性にもこだわりを持つ方にオススメです。

番外編 Vol.6小型化を実現した紙針ホッチキス

2016年
紙針ホッチキス
「P-KISS10」発売

「操作イメージ」

「カートリッジ装填時」
2013年に発売した「P-KISS15」の設計を全面的に見直し、個人デスクにも置けるサイズを実現。とじ枚数は、使用頻度の高い2枚〜10枚とじに対応。 紙の針でありながら“しっかりとじられる” “とじ直しができる”などの高い評価を得ています。最近では食品会社だけでなく、分別廃棄の必要がないことから学校や官公庁に、またケガの心配が少ないことから幼稚園や保育園などにも広がりを見せています。

ハンディタイプ

2016年

10号ホッチキス
<SAKURIシリーズ 第3弾>
「サクリフラット」発売

優しいカタチで手になじみ、サクリと軽いとじ心地

10号針で最大32枚とじを実現し、きれいな“とじ形状”と更なる“使いやすさ”を追求しました。
コンパクトなサイズに軽いとじ心地が人気のサクリシリーズ第3弾。みなさんお馴染みの「HD-10D」に続く、定番ホッチキスになりつつあります。

マックスはこれからも、お客様の声をカタチにした商品を創造し続けます。次に商品化するのは、あなたの悩みを解決したホッチキスかも!?

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