社員紹介

マックスではいい製品を作るため、設計者もユーザー様の現場を訪問します。私はアメリカとスペインに行きましたが、求められる仕様が日本とまったく違ったりします。そういうことを学べるのもいいですね。

福島 直幸2013年入社
開発開発設計部

マックスがモノづくりをする会社で、製品を最初から最後まですべてを設計できるということに魅力を感じて入社。入社以来、ガスネイラ、エアネイラなどの釘打機のメカ設計に関わる。
3DCADやFEM解析を使用し、モデルの構想設計・検証まで行っている。性能テストの他、ユーザテストに同行し、市場の動向や要望をつかみ、製品に反映した製品設計を行っている。

今はどんな仕事を担当していますか?

入社後は、開発設計部に所属し、ネイラ(釘打機)の開発に携わっています。ネイラもいくつか種類があり、コンプレッサで作られた圧縮エアで動くエアネイラや、バッテリーで動く充電ネイラ、ガスネイラなどがあります。その中で主にエアネイラとガスネイラのメカ設計を担当しています。
製品の設計の流れは、3D CADやFEM解析を使ってモデルの構想や設計を行い、部品を試作します。試作した部品を使い、機械を組上げて調整を行った後性能テストを行います。
さらには実際にユーザー様のところに持っていって、テストを行います。ライバルに負けない、いい製品を作ること、お客様が求めている製品をつくることを、いつも心がけています。

今までに苦労したことや
大変だったことは?

入社3∼4年目のことです。既に発売されている機種なのですが、低温環境下でのネイラの性能改善に苦労したことが一番印象に残っています。低温環境下でエアネイラを実打していくと、エアネイラ内部は、周りの環境温度より冷え、内部に氷がついたりして、うまく釘を打ち込めなくなったりします。発生している現象を正確につかむため、低温環境下でエアネイラを実際に使用してみて、検証を繰り返し行なったり、機械内部の状況を確認したりと、半年から1年間くらいは環境試験室で実験を行っていました。日本でも北海道など寒い地域がありますので、実際の現場環境を再現しながら、実験を続けました。改善に行き詰まった時もあったりしましたが、チームのメンバーからアドバイスをいただいたり、ミーティングを開いてアイデアを出し合ったりして、最終的に改善につなげるげことができました。

マックスでの仕事の面白さや
魅力って?

製品の仕様を決めたりする時に現場の調査をしたりしますが、マックスではお客様が求める製品を作るため、商品企画だけでなく設計者も実際のユーザー様の現場を訪問し、作業現場をよく観察したり、お話をうかがったりする機会が多くあることだと思います。
調査データだけではわからないところもあります。現場を実際に自分の目で見ることで、お客様が困っているポイントを設計者の視点から探り出すことができますので、とても重要なことだと思います。
ネイラは国内だけでなく海外でも発売されています。私は日本国内の現場だけでなく海外の現場(アメリカとスペイン)に現場調査に行きましたが、作業環境・施工方法は日本と全く異なったりします。自分の目で様々な現場を確認することは、設計の視野が広がるとともに、お客様が求める仕様を盛り込んだ製品を市場に送り出すことにやりがいを感じます。

この商品のココが好き!
エアネイラ HN90F(海外機種)
私が入社5∼6年目に担当して、細かいところから仕様まで、自分が中心になって設計に携われた機械で、思い入れがあります。
90mmという長い釘を打てる、パワーのある機械ということで作りました。メインのお客様は欧米です。欧米には硬い部材がありますので、そういう部材でも対応できる製品として仕上げることができました。

ある1日のスケジュール

8:30
出社
メールチェックなど
9:00
プロジェクトミーティング
10:00
外部業者と仕様の打ち合わせ
11:50
昼食
12:40
モデル構想・設計
16:00
モデルの構想、資料作成
18:00
帰宅

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